仙台にいるお友達の日記を転載

うちの子が保育園の頃からのネットのお友だちが仙台にお住まいなのですが、三陸沖の地震が起きる前から、地震に備えていろいろと準備されていらしたと聞いていました。

「大きな地震が10年以内にある確率は9割だ!」

などと、去年くらいに冗談で言っていたのに、もしものことを考えて、これだけの物を常備されていて、どれが役に立ったかどうかをKnowledge Transferしてくださいました。

彼の日記をご本人の了解を得て全文転載します。

いわゆる宮城県沖地震のために用意していた物品で、特に役立ったモノを列記しておきたいと思います。
とりあえず電気、水道、ガスが全滅の状態の時から。

大前提として、ライフラインが一週間ダウン、という心算で備えておいていました。とはいえ、後で見てみると2週間分位の備蓄がありました。それで助かったのかもしれません。なにしろ、復電は3日後でしたが、結局水道は15日断水、ガスは3週間後に復旧でした。

☆単3電池一本で使える LED ヘッドランプ(全員分+何本か余計に)
☆キャンプ用、LED ランタン(もしくは蛍光灯ランタン)
☆電池(多ければ多いほど良い)
☆昔ながらの対流式石油ストーブ(軽い煮炊きもできる)「アラジン」とかです。
☆手回し充電式ラジオ
☆カセットコンロ(実は、昨年秋に最新式の省エネタイプを買っていました)
☆カセットコンロのボンベ。3日で約2本のペースで使用(4人家族で)。ちなみに、18本の備蓄がありました。
☆寝袋。さすがに石油ストーブを炊きながら寝るのは難しく・・・明け方は零下になるし。
☆当然ながら、飲料水。2リットルのペットボトルが48本、1.25リットルが36本ありました。2リットルのペットボトルは空になった後、給水に重宝。その他、様々な清涼飲料水(とビール(笑))。
光触媒で殺菌してくれる、20リットル入りの水タンク2個(水入り) キャンプ用水タンク、3個(10, 15, 20リットル)。 ☆キャンプ用ガソリンコンロ。微調整は難しいものの、火力が強いので大目のお湯を沸かすときに重宝。
ラップ類(食器に敷いて使用。水を使って洗わずにすみました)10本位あり、大変重宝しました。

使えそうで、逆に使わなかったもの。
ろうそく。七輪。懐中電灯。防寒のアルミ蒸着シート(非常持ち出し袋には入れていた)。
キャンプ用品はとにかく大活躍でした。
ひとまずはこんなところから。
あとは思い出しながら少しずつ書き足していきます。

重要と思った箇所はボールドの赤フォントにしましたが、とにかく飲料水だけではなく生活用水(特に水洗トイレ)をどのように確保するかについて、太平洋の反対側にいるアタシも考えないといけないなと思います。

現在進行中でKnowledge Transferをして頂いているので、彼から教示がありましたら、こちらにアップするようにいたします。