システムのデザインに問題があったと言うが
みずほの誤発注に関する報道に目を通していると、東証のシステムに問題があるということです。どういった問題があるかというと、
みずほ証券が大量の誤発注を出した問題で、東京証券取引所の鶴島琢夫社長は11日会見し、みずほ証券がすぐに注文を取り消せなかった原因は「東証の売買システムに不具合があったため」と発表した。
さらに読み進めると、
東証の売買システムは、価格が動くといったん売買処理を中断する。注文取り消しがあれば、この間に受け付け、処理することになっている。ところが、ジェイコム株は8日が上場初日の取引で、みずほが誤発注した価格が1円だったことから、値幅制限の下限価格とみなして処理する「みなし処理」が行われた。東証によると、みなし処理の取引で、注文取り消し依頼を正常に受け付けるシステムが整っていなかった。
とあります。参照:http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/news/20051212k0000e020029000c.html
キーワードを変えて、改善策について検索してみました。
金融庁は14日、みずほ証券が東京証券取引所のマザーズ市場に上場したジェイコム株を大量に誤発注した問題で、東証の売買システムの欠陥が市場の混乱に拍車をかけたとして、東証に対して証券取引法に基づく業務改善命令を出した。
参照:http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/it/coverstory/news/20051214org00m300100000c.html
今回の誤発注は人的なミスが起きることを予想していなかったことの方が深刻な問題ではないかという気がしますが、いつのまにかシステム上の欠陥が問題の本質であったというようなコンセンサスが関係者間であったのでしょうか。
問題の本質が人的なミスかシステム上の欠陥かによって、改善策は変わってくるように思います。
アタシの個人的な感想では、システム上の欠陥を直すこともりも人的なミスとして対応策を考える際の方が必要ではないかということになります。
☆寝たきりでノートパソコンを打つのは非常に疲れます。いろいろと書いて自分の中の疑問点を整理したいのですが、タイプするのが大変なので止めます。