Gift Cardsの会計


スターバックスやマカロニグリルというレストランでギフトカードを買うことがあるが、その経理処理について考えたことはなかった。

ロイター | 経済、株価、ビジネス、政治ニュースによると、

NEW YORK (Reuters) - Keeping track of all the loose change that gift cards can add -- or not -- to retailer earnings each holiday season has long been an accounting headache, and it could get even more awkward.

Securities regulators have begun grumbling about inconsistent bookkeeping practices for gift cards, and that could mean some chain stores will have to go back and restate past results.

例えば、スタバで$20のギフトカードを買ったとしよう。どのように計上するのかというと、

Dr. Cash                     $20
Cr.      Deferred Revenue*1        $20

(ギフトカード販売販売によるDeferred Revenueー日本語の単語がわかりません。)

というような内訳になる。

サービスや物を提供する前に受け取ったお金は収入ではなく、LiabilityとしてBlance Sheetに記載されないといけない。

問題はギフトカードを購入した人が購入した金額を使いきらないことにある。そうすると、この未使用分はDeferred Revenueになるのだが、この金額は過去の使用度などを考慮して予測しないといけない。

この予測の仕方が現実の金額とかけ離れたものになったとすると、これは財務諸表上、誤った金額を含むことになり、誤差によっては、財務諸表を書き換えないといけないということになる。

特にクリスマスなどの贈り物を交換する時期などには、ギフトカードを送る人も少なくはないだろう。ギフトカードを売れば売るほど、将来予測される使っていない金額も多額になる。っ塵も積もれば山となる。量販店などでは、この塵を少しでも正確に予測できる方法を確立する必要があると考えられる。




(1)http://www.investorwords.com/1368/deferred_revenue.html:Deferred Revenue
    

*1: