PCAOBに監査された監査法人がいうには


このブログは大野くんのファンとの交流をメインにすることにしたので、仕事関係のことは書かないはずなんだけど、一言だけアメリカでのご本家SOXに関して載せておきます。

監査法人の人に聞きましたが、PCAOBの人に自分のクライアントが監査対象として選ばれたので、直接ご指導頂けたそうです。その際にしつこく聞かれたのは、サンプルを選ぶ際にどのようにポピュレーションを特定したのか、漏れがないのか確かめたのか?ということだそうです。

これはJーSOXでも同じように監査法人が対応すると思いますね〜。だから、サンプルを選ぶ際のレポートがシステムからダウンロードしたのかとか、ダウンロードした際に、もれなく該当するデータがちゃんと入っているのかを確かめ、かつ証明することができるように、テストの手順を文書化する際には、こういったことを書いておけよ〜と言うのが、アタシからのアドバイスということになるかな。

あとは、テストの方法はre-performanceが一番信頼度が高くなりますが、何をどのようにやり直して確認したのかということをテストの手順に入れるには、コントロールを文書化する時点に書いておけよ〜〜。

こういう所をきちんとすると、誰から見ても、テストを行ったアタシと同じ結論にたどり着くことになります(というか、そうなるはずです)。というころで、、現在進行中でテストしていたり、文書化している方は、アタシのようにきちんとお仕事してください。